ルネサス懇、人的施策を語り合う。

− 早期退職制度の状況 −

【早期退職制度の状況】

A) さて、秋闘の話題で予想以上に時間を取ってしまいました。時間も押しているので、人的施策につい
 ては簡潔に議論したいと思います。先月末に早期退職の実施が決定しましたね。1200人と言う想定
 人数も含めて、ほぼ私達が8月の時点で予想したとおりでした。この早期退職について、何かご意見は
 ありますか。

C) 管理職や地方の工場の社員数名から質問が来ています。今来ているのは、制度の内容に関する問
 い合わせです。工場では、11月の上旬から面談の始まったところもある様です。本体では、11月の中
 旬以降、面談が行われていると聞きます。

D) 会社は退職勧奨をしないと約束しました。労働組合員である従業員への説明は、ELの場合キャリア
 レビューの中で実施されます。早期退職のための面談を個別に実施しないとのことですから、後は運用
 面で、ちゃんと約束が守られるかどうかだと思います。

C) 前回の私達の予想では、ルネサスエレクトロニクス本体の組合員は、概ね大丈夫ではないかと見ま
 した。本体で心配なのは、管理職とスタッフ部門ですね。それからルネサスエレクトロニクス販売とか、
 地方の拠点とか、関係会社とか、会社統合で重複した部門の人減らしが、この制度を通じて実行される
 のではないかと懸念しました。しかし今のところ、問題が起きているという報告はありません。

A) 退職勧奨などの問題が一切起きないことを願ってやみません。もしこれから個別に相談を受けること
 がありましたら、親身になって聞くようにしてください。
  相談者が労働組合員であれば、所属する組合に相談すべき事ですから、その線でまずは話をしてくだ
 さい。非組合員である管理職や非正規雇用者から相談を受けましたら、一人でも加盟できる労働組合に
 入って団体交渉をするのが適切です。電機ユニオンであれば、その点の実績も十分にありますし、交渉
 中に私達もサポートすることが可能ですね。他にも管理職ユニオン等、世の中には同様の組織がいくつ
 もありますから、ご本人のニーズに合わせて選んで頂ければ良いでしょう。