2015年の春闘アンケートは、全国8拠点から59名分の回答をいただきました。ご回答をお寄せいただいた方々に感謝申し上げます。
集計結果を報告いたします。
1.回答者のプロフィール
@年齢
A雇用形態
B性別
2.生活実感 − あなたの生活実感はどうですか −
@全体
生活実感は、「かなり苦しい」と「やや苦しい」が合わせて3/4近くを占め、例年と同様の傾向にあります。昨年末で一時金が復活したものの、賃金水準自体が上がっていない影響と思われます。
A年齢別比較
年齢により顕著な差が見えています。
3.必要額 − あなたの生活には月額であといくら必要ですか −
@全体
「5万円以上」とする回答が非常に多いのが特徴です。
A年齢別比較
生活実感との相関が見て取れます。
4.残業時間 − 月の平均残業時間は何時間ですか −
@残業の有無
A残業時間
36協定における一般的な上限である月平均30時間(年間360時間)を、6割の方が超過しています。例外業務ではない方が例外であるという矛盾した状態です。
B年齢別比較
中高年の長時間残業傾向が強まっているのが特徴です。
5.心身の健康
@全体
「心の病で通院・治療中」が0%なのは、ある意味異常なことです。回答総数が少なかったためと言うよりは、該当する方が退職に追い込まれたためではないかと疑います。
「健康」と回答された方も今回は42%と少なく、全体的な悪化傾向が心配されます。
A年齢別比較
中高年の健康状態の悪化が顕著です。残業時間の増加に見られるように、負荷の高まりが原因である可能性があります。
6.困っていること、不安なこと
@全体
「人員削減」に対する不安が76%と突出しています。ルネサス社員の大半は、日々リストラに脅威を感じながら仕事をしているようです。
7.自由意見
以上、ご協力ありがとうございました。
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